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  • 2010.07.10 Saturday
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Albert Ayler / Ghosts : First Variation

Albert Ayler / Ghosts : First Variation

前回の流れでフリー・ジャズを1曲。


アルバート・アイラーはオハイオ出身のサックス奏者です。早くからフリー・ジャズを追求し始めたので、フリー・ジャズの代表的なアーティストとして知られていますね。


この曲はアイラーの代表作の1つで、初期の活動でブルースをかじっていたのを生かしたのか、牧歌的なメロディが最初に提示された後、いかにもフリー・ジャズらしいフリーキーな即興演奏になだれ込んでいます。
最初のブルージーな曲調を主体としたバージョンもあるので、ここではそれをフリーキーに変奏しているんでしょうね。



Sun Ra & the Arkestra / Space Is the Place (Live)

Sun Ra & the Arkestra / Space Is the Place (Live)

※本来はもっと長い曲です。


今回も黒人色の強いジャズでも。


サン・ラーはシカゴ出身のキーボード奏者ですが、エジプトの太陽神ラーの名前を芸名に使い、「土星から来た使者」というキャラ設定で活動した個性的なアーティストです。ジ・アルケストラという大人数編成のバンドを結成して活動しました。
サン・ラーの死後もバンドが遺志を継いで活動していましたね。

フリー・ジャズにくくられることが多いんですが、モダン・ジャズを基盤にしつつ、ファンクやソウルのようなUSの黒人音楽やアフリカの民族音楽を取り入れたり、フリーキーな即興演奏やスピーチが入ったりする、かなり個性的で黒人色の強いアヴァンギャルド・ミュージックといった音楽性です。


この曲はサン・ラーの代表曲の1つで、時折オーソドックスなジャズっぽいフレーズを挟んだり、ファンクのようにシンプルなリフの繰り返しで引っ張ったりと馴染みやすい雰囲気なんですが、全体としてはかなり混沌とした曲ですね。



Black Renaissance / Black Renaissance

Black Renaissance (Harry Whitaker) / Black Renaissance

※本来はもっと長い曲です。


今回も70年代の黒人色の強いジャズから1曲。


ブラック・ルネサンスはUSのピアノ/キーボード奏者のハリー・ウィテカーが中心になったユニットです。
ハリー・ウィテカーは、メジャー・ヒットも出していてジャズ・ファンクでは有名なロイ・エアーズのバンドの中心メンバーとして知られています。そのウィテカーを中心に豪華メンバーが集まったワンオフのセッション・ユニットのようです。
キング牧師の誕生日にセッションを行ったとか、「黒人の復興」というタイトルが表しているような黒人文化志向の強い、いわゆるスピリチュアル・ジャズというやつですね。


本来は20分以上ある長い曲なんですが、上がっていた動画は短くエディットされています。
即興演奏が主体のセッションで混沌とした印象が強いんですが、当時よくあったフリー・ジャズほど不協和音のノイズ炸裂といった内容ではないので聴きやすいですね。



Doug Carn / Acknowledgement

Doug Carn / Acknowledgement

最近取り上げていたブロークンビーツの影響源になった70年代のジャズから1曲。


ダグ・カーンはUSのピアノ、キーボード奏者として知られるジャズ・ミュージシャンです。また70年代頃は、当時妻だったヴォーカリスト、ジーン・カーンと組んでの活動でも知られています。


この曲も70年代にジーン・カーンと共に活動していた頃の曲で、黒人による表現にこだわったブラック・ジャズというレーベルからリリースされました。
ジョン・コルトレーンの有名な組曲「Love Supreme」の1曲目「Acknowledgement」にオリジナルの歌詞を乗せたカバーですね。



Neon Phusion / Electric Lady

Neon Phusion / Electric Lady

今回も引き続き同じ路線です。


ネオン・フュージョンはUKの3人組ユニットで、前回挙げたオリン・ウォルターズと前々回に挙げたカイディ・テイサンがメンバーに含まれています。各メンバーのソロユニットに通じるブロークンビーツ路線の音楽性ですね。
アルバムのリリースは随分前なんですが、それ以降もたまにコンピに参加したりといった活動はしています。バンド的な固定したものではなく、たまたまこのメンバーでセッションした時にこの名義を使う、といった扱いのようですね。


この曲はアルバム収録曲なので結構古いんですが、これ以降のブロークンビーツ路線のブームの先駆けになっただけあって、当時からスタイルが完成されていますね。



Afronaught / Take U There

Afronaught feat. Don Ricardo / Take U There

今回も引き続きブロークンビーツのアーティストです。


アフロノートはUKのアーティスト、オリン・ウォルターズのソロ・ユニットです。
前回取り上げたカイディ・テイサンとユニットを組んだりもしている、ブロークンビーツの代表的なアーティストなんですが、デトロイト・テクノの影響などもあるのでややテクノ色が強いですね。


この曲もファンクの影響を感じる曲調など他のブロークンビーツ系のトラックに通じるところもありますが、珍しく4つ打ちリズムをストレートに使っていたり、エフェクトや音使いがテクノ寄りなところにアーティストの個性が出ていますね。
ちなみに前回のカイディ・テイサンの曲と同じくドン・リカルドをフィーチャリングしています。



Agent K / Ladies

Agent K feat. Don Ricardo / Ladies

今回も引き続き同じ路線です。


エージェントKはUKのアーティスト、カイディ・テイサン(テイタム)のソロ・ユニットです。
ブロークンビーツのシーンでキーボードやドラムに引っ張りだこのセッション・アーティストで、その腕をプログラミングにも反映しているので、生演奏と打ち込みを上手く融合させていますね。


この曲もやはりリズム感や70年代のフュージョン的な雰囲気がブロークンビーツらしいトラックです。

フィーチャリングされているドン・リカルドは、ロンドンで活動しているジャマイカ移民のヴォーカリストで、普段は歌もののレゲエをやっているようです。



4 Hero / Golden Solitude

4 Hero feat. Bembe Segue / Golden Solitude

前回に引き続きブロークンビーツものから1曲。


4ヒーローはUKの2人組ユニットです。元々はドラムンベースというジャンルが固まる前からそうした音楽を追求していたんですが、徐々に70年代のフュージョンやソウルの影響が強くなって、現在は完全にブロークンビーツ的な方向性にシフトしています。


この曲も70年代のフュージョンぽい雰囲気ですが、そのままそうした音楽をやるのではなく、ドラムンベースに近いパターンの変則的なブレイク・ビーツを使うなど新しさを加えていますね。

フィーチャリングされているベンベ・セグエはブロークンビーツ系のアーティストとつながりの深いヴォーカリストです。



New Sector Movements / Two Sides

New Sector Movements feat. Eska / Two Sides

引き続き70年代のブラック・ジャズ/フュージョンに影響された音楽を。


ニュー・セクター・ムーブメンツはIGカルチャーのソロ・ユニットです。元々はヒップホップのグループでデビューしたUKのアーティストなんですが、90年代半ば頃から様々な名義でブロークンビーツと呼ばれた路線の音楽を追求してますね。

ブロークンビーツというのはハウス的な打ち込みや、ドラムンベースの手法を応用した複雑なブレイク・ビーツのリズムに、アシッド・ジャズのように生楽器や生演奏を積極的に組み合わせた、70年代頃のジャズ/フュージョンの影響が強いクラブ・ミュージックです。
IGカルチャーはこのスタイルを作り出したアーティストの1人で、このジャンルの中でも特に黒人色が強いですね。


この曲では典型的なブロークンビーツのスタイルのトラックに、関わりの深いヴォーカリストのエスカをフィーチャーしています。



Fertile Ground / Colors of the Night

Fertile Ground / Colors of the Night

今回はとりあえずワールド・カップから離れて(笑)ちょっと雰囲気の違う音でも。


ファータイル・グラウンドは、USのボルティモア出身のバンドです。確か結成当時は4人くらいだったはずですが、現在は7人編成です。
音楽性は、70年代のブラック・ジャズなどを中心に「スピリチュアル・ジャズ」なんて日本独自のくくりが最近ありますけど、そうした音楽に通じる雰囲気の音楽です。ジャズ・ファンクやソウル、ラテンなどの影響を受けた、広い意味でのブラック・ミュージックといった感じでしょうか。
音楽性の幅が広いので、それに合わせてヴォーカルのナヴァーシャも多彩な歌い方をしていて存在感がありますね。


この曲もバッキングにさりげなくラテン風味を出したりしつつ、基調となっている雰囲気、曲調はそうしたブラック・ジャズのテイストですね。



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